2014年10月10日  
 

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人民網日本語版

アリババ馬雲会長、「月給90元の頃が最も楽しかった」

 2014年10月10日11:05

アリババが米国現地時間9月19日に上場すると、株価が4割弱上昇した。9月24日の取引終了時に、株価は90ドル付近で一服した。アリババのニューヨーク上場は、幸先の良いスタートを切った。

アリババは多くの人々の生活を変化させたが、次はどのような人と業界がターゲットになるのだろうか? 前代未聞のIPOが、ついに終了した。裸一貫で富を築き上げた、一見何の変哲もない痩せた小柄な男性が、中国大陸一の大富豪になった。中国の一企業がIPOの世界記録を塗り替え、世界2位のIT企業、世界最大のEC業者の称号を獲得した。 馬会長とフォレスト・ガンプ アリババの現在の時価総額によると、馬雲会長の資産総額は200億元を超え、中国大陸一の大富豪になった。馬会長はその感想を聞かれると、「実感がまったくない」と即座に答えた。

馬会長は、「中国大陸一の大富豪どころか、淅江省杭州市一の大富豪、団地一の富豪になろうと思ったことさえない。これには何の意義もない。資金は資源、事業に用いるものであり、一人ではそれほど多くの金を使えない。前にも言ったことがあるが、私が最も楽しかったのは、毎月90元もらっていた頃だ」と語った。

馬会長はCNBCのインタビューに応じた際に、「ニューヨークに来る前に、フォレスト・ガンプを観直した。どんな変化があっても私は私、15年前の毎月20ドルを稼いでいた人と同じだと、自分に知らせたかった」と述べた。馬会長は多くの場において、心の中のヒーローは単純で頑固で初心を忘れない、富を持ちながら富によって変えられないフォレスト・ガンプだと語っている。

「チャイナネット」2014年10月10日

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