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中国で今年中に見られる外国映画はあと何本? (2)

「ハンガー・ゲーム2」のポスター

 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」はフランスのコメディだが、「ラストスタンド」や「大脱出」はアクション物だ。前者はアーノルド・シュワルツネッガー主演で、後者はアーノルド・シュワルツネッガーとシルベスタ・スタローンがタッグを組み、老いに負けずに、刑務所に閉じ込められている野獣たちと共に決死の脱獄計画に挑む。この2本の映画は共にシルベスタ・スタローンやアーノルド・シュワルツネッガー他一時代を築いたアクションスターたちの総出演で話題を呼んだ「エクスペンダブルズ」の路線を踏んでいる。恐らくこの2本の映画のジャンルがあまりにも似すぎているためか、このほど「大脱出」の国内の配給会社は、映画の公開を11月4日に遅らせることを発表した。ロシア映画の「スターリングラード」はメディアへの露出は少ないが、このことが同映画の実力を表しているわけではない。同映画の監督の父は、「戦争と平和」を撮ったロシアの巨匠セルゲーイ・フョードロヴィチ・ボンダルチューク監督だ。「戦争と平和」はソ連の老兵たちが愛してやまない映画であると同時に、戦争と人間性について反省したものだ。「スターリングラード」は来年のアカデミー外国語映画賞のロシア代表に選出されており、実力はあなどれない。

 ■11月前半に公開される外国映画 2本

 「モンスター・ホテル」(原題:Hotel Transylvania)や「マイティ・ソー」の続編「ソー:ザ・ダーク・ワールド(原題)」VS国産映画17本

 11月前半の15日間に公開される外国映画は多くない。その原因は、極めて多くの国産映画が公開されるからだ。8日には、10本もの国産映画が公開され、ハロウィーンや独身の日(11月11日)のシーズンを占拠する。外国映画は2本だけだが、「モンスター・ホテル」はハロウィーンシーズンを狙い撃ちして1日に公開される。「ソー:ザ・ダーク・ワールド(原題)」は独身の日(11月11日)直前の8日に初日を迎える。各週1本づつの公開は、かなり意図がわかりやすい公開スケジュールだ。「モンスター・ホテル」は、アニメ映画だが、テーマは非常に大人向けで、吸血鬼の娘の嫁入りを描いた物語だ。内容的にもハロウィーンの時期に合わせて公開されるのにふさわしい。「ソー:ザ・ダーク・ワールド(原題)」は、一見派手だが中身がなく、すぐ忘れてしまうハリウッドの典型的なジャンル大作だが、一定の固定客を有している。一方、国産映画は17本に達するが、すべて中・小規模の映画であり、林志玲(リン・チーリン)主演の日中合作映画「スイートハート・チョコレート」や王珞丹(ワン・ルオダン)主演の「我愛的是◆愛我」の2本が比較的集客力があるだけで、全体的にみると外国映画にとっての強敵は少ないといえる。

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