中国で今年中に見られる外国映画はあと何本？

「大脱出」のスチール写真

　2013年も残すところあと70日となった。中国と米国による二国間の映画協定によると、毎年34本の外国の大作映画（海外版権を売らずに、中国での興行収入を中国と米国で山分けする興行形式の映画。海外版権を販売する興行形式の映画は含まない）を見られるのだが、すでに現在見られる外国映画の数も残り少なくなってきた。今年の外国映画の中国市場での成績はあまり芳しくない。公開時期やタイムテーブルも合理的でない上、興行収入も期待したほど上がっておらず、内容的にも国産映画ほど魅力的ではなかった。2013年が終わるまであと70日程残っているが、通常の慣例でいくと、12月（特に12月後半）は、正月映画が一般的に国際映画で占められてしまうので、外国映画にとって戦いの実際の正念場となるのは10月下旬から11月末までとなる。揚子晩報が伝えた。

　■10月下旬に公開される外国映画　4本

　「大脱出」（原題：Escape　Plan）、「スターリングラード」（原題：Stalingrad）など多数

　現在、ヒュー・ジャックマン主演の「ウルヴァリン：SAMURAI」（原題：Ｔｈｅ　Wolverine）が上映されているほか、10月下旬にはさらに4本の外国映画が揃って公開される。映画館チェーンの上映スケジュールを見ると、24日から韓国のキム・ジウン監督によるアクション映画でアーノルド・シュワルツネッガー主演の「ラストスタンド」(原題：The　Last　Stand)、25日からダイアン・クルーガー主演の「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン（原題）」、29日からシルベスタ・スタローンとアーノルド・シュワルツネッガーがＷ主演する「大脱出」、31日からロシア映画の「スターリングラード」が公開される。