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アカデミー賞長編アニメ賞候補作品発表 宮崎駿VSピクサー (2)

 アカデミー賞長編アニメーション映画賞は外国映画が受賞することはめったにないが、ノミネートに関しては気前よく、外国映画も頻繁に選出されている。第74回アカデミー賞でこの賞が設立されて以来、すでに「千と千尋の神隠し」や「ベルヴィル・ランデブー」、「ハウルの動く城」、「ペルセポリス」、「ブレンダンとケルズの秘密(原題:Secret of Kells)」、「イリュージョ二スト(原題:L'illusionniste)」、「パリ猫ディノの夜 (原題: Une vie de chat)」、「チコ&リタ(原題:Chico & Rita)」の作品8本がノミネートされている。うち、「千と千尋の神隠し」はアカデミー長編アニメーション作品賞を受賞した初の外国映画長編アニメとなった。このため、本年度の審査対象作品に選出された外国作品のうち、いくつか下馬評をくつがえすダークホースが現れる可能性もある。

 ■ピクサーだけが優れているわけではない

 第86回アカデミー長編アニメーション映画賞部門では、他の賞と同様に激しい戦いが繰り広げられそうだ。最大の見所は、宮崎駿監督とピクサーとの戦いだ。いったいどちらが栄冠を手にするのか?

 周知のごとくディズニー・ピクサー作品はアカデミー長編アニメーション映画賞受賞の常連作品だ。アカデミー賞に長編アニメーション部門が設けられた2001年以降、ピクサー作品はすでに「ファインディング・ニモ」、「Mr.インクレディブル」、「レミーのおいしいレストラン」、「ウォーリー」、「カールじいさんの空飛ぶ家」、「トイ・ストーリー」、「メリダと恐ろしの森」の計7回もオスカー像を手にしている。今年のピクサー作品「モンスターズ・ユニバーシティ」の評価も非常に高く、シリーズ第一弾「モンスターズ・インク」の際に同賞を与えなかったため、本年度のアカデミーではこれが考慮されるのではないかという見方もある。

 しかし、宮崎駿監督の実力もあなどってはならない。宮崎監督はアカデミー長編アニメーション映画賞を唯一受賞したことのある外国人監督だ。「千と千尋の神隠し」の後に、「ハウルの動く城」でも再びノミネートされている。「風立ちぬ」は宮崎監督にとっての正真正銘の最後を飾るアニメ長編作品だ。外部のこの作品に対する評価も高く、もしかすると同賞が宮崎監督引退の最高のプレゼントになるかもしれない。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2013年11月8日

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