技術者などの外国語試験改革、試行を実施
人力資源社会保障部の王暁初副部長(全人代代表)はこのほど、「現在、職称(職階)を認定するための外国語試験『職称外語考試』改革の試行を実施している。試行は、実際の業務における外国語利用を考慮しつつ、専門分野ごとに区分けして行う。職称外語考試をより実用的にし、実際の業務を効果的に行うことを目的とする」と語った。人民日報が伝えた。
試行では、職称認定のための外国語試験から専門技術者向けの実用外国語試験への転換を図る。専門分野ごとに区分けし、実際の業務において使える外国語レベルを試験する。人力資源社会保障部は現在、外文局、各外国語学校、外交部などと共同で模索を行っており、一部の専門分野および地級市で試行を行っている。試行改革は複雑なため、効果を見てから普及するかどうかを決定するという。
専門技術者が職務を履行し、業務をより良く行うためには、ある程度の外国語を把握する必要がある。人力資源社会保障部が実施した全国1万5千人を対象としたアンケートの結果、9割以上の専門技術者が「ある程度の外国語の基礎が必要である」との認識を示した。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年3月16日