三菱自動車工業株式会社アジア・アセアン第一部長の石井義祐氏は先週、新型輸入アウトランダーの発表会で中国人記者のインタビューに応じた。三菱の役員が中国メディアの取材に応じるのは、近年稀である。石井氏は、「当社は今年中国で理想的な販売業績を収められなかったが、来年は大幅に回復するだろう。当社役員は2015年の中国販売台数を30万台に設定していたが、同計画に遅れが生じる可能性がある」と語った。新京報が伝えた。
◆中国市場向けの新車発売を検討
-----広汽三菱の国産SUV計画がすでに展開されているが、三菱は将来的にSUVラインナップのうち、国産車・輸入車をいかに調整するか。
石井氏:広汽三菱は今年9月に正式に設立された。同合弁会社は現在、ASX(RVR)の現地生産化を進めている。正確な判断は容易ではないが、当社は決定された事項については徹底する。当社は、どうすれば中国人消費者に最も満足してもらえるかに注目している。当社は輸入車、同合弁会社の国産車の両面で最大の努力を尽くし、最高を目指していく。
-----多くのグローバル企業が中国に特化した新車を発売しているが、三菱にも同様の計画はあるか。
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