パナソニック、上海のプラズマTV組立工場を閉鎖 脱テレビに
日本メディアの報道によると、パナソニックは、上海市にあるプラズマテレビ組立工場の稼働をすでに停止した。記者が13日にパナソニック(中国)有限公司に問い合わせたところ、報道のとおり、同工場の生産はすでにストップしており、現在は閉鎖状態にあるとのことだった。新京報が伝えた。
▽ほぼ淘汰されたプラズマテレビ
同社の責任者によると、生産ラインは昨年11月に相次いで淘汰され、同工場の組立能力は山東省の液晶テレビ組立工場に移管するという。
メディアによると、プラズマテレビ市場はここ数年、液晶テレビに圧迫されて絶えず縮小しており、かつて年間100-200万台に達した上海工場の生産能力も、現在は年間40万台にまで減少したという。パナソニックはこのほど、プラズマテレビ開発からの撤退を発表している。
中国電子商会の陸刃波副秘書長は「液晶テレビとの競争の結果、プラズマテレビはほぼ淘汰された。2013年、プラズマテレビの市場はほとんど消滅した」と語る。
▽パナソニック、今年3月までに約1万人を削減
パナソニックの津賀社長は、今月行われた世界最大の家電見本市「CES」に出席し、「脱テレビ依存」を宣言した。