収賄容疑の黄勝・前山東省副省長の一審が開廷
黄勝・前山東省副省長の収賄事件の一審が8日、南京市中級人民法院(地裁)で開廷した。
南京市人民検察院は起訴状で「黄勝は山東省徳州市市長、徳州市党委員会書記、山東省副省長在任中の1998年後半から2011年8月にかけて、職務上の便宜を利用して他人のために企業経営や昇進上の利益を図り、あるいは職権や地位によって形成された便宜条件を利用して、他の国家公務員の職務上の行為を通じて、他人のために不当な利益を図ったうえ、国科(斎河)投資有限公司の法定代表人蔡紅軍、徳州大酒店有限責任公司の前董事長(会長)白寒氷など21の企業や個人から計1223万元余り相当の財物を相次いで、繰り返し受け取った。収賄罪として黄勝の刑事責任を追及すべきである」とした。
法廷では検察側が証拠を提示し、黄被告の弁護士が弁護を行った。市民、記者、被告の親族ら数十人が傍聴した。判決は期日を選び言い渡される。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年4月9日