外交部:日本は軍拡の口実を探してはならない
洪磊報道官 |
中国外交部(外務省)の洪磊報道官は13日の定例記者会見で「日本が平和的発展の道を歩むことを望む。人為的に緊張をつくり、誇張して、軍備拡大と軍事政策調整の口実にしてはならない」と表明した。
記者:日本の安倍晋三首相はこのほど、21世紀の国際情勢にふさわしい国際的地位を追求するため、集団的自衛権の行使について議論すべきだと述べた。安倍首相は9月12日、有識者会議に出席し、「積極的平和主義」に立って安保戦略を議論し、新「防衛計画の大綱」にも盛り込むよう求めた。これについて中国側のコメントは。
洪報道官:歴史的理由により、アジア隣国は日本の政治・安全保障上の動向を一貫して強く注視している。われわれは日本が平和的発展の道を歩み、歴史を鑑として、地域の国々の懸念を尊重し、地域の平和と安定にプラスのことをするようよう望む。人為的に緊張をつくり、誇張して、軍備拡大と軍事政策調整の口実にしてはならない(編集NA)
「人民網日本語版」2013年9月16日