日本の「高放射性物質魚」基準値の2000倍超、10年間は食用不可 (2)
専門家によると、この「高放射性物質魚」1キログラムを食べた場合、人体の受ける放射線量はレントゲン4-8回分に相当するという。
■これまでの最大値の10倍
最近の検査では、他にも一部の魚類から10万ベクレル以上の放射性セシウムが検出された。食用海産物の基準値の1000倍だ。
日本政府が発表した資料によると、これまでに福島第1原発周辺海域で採取した魚類のうち最大値を検出したのは昨年8月に同原発の北約20キロで採取したアイナメ2匹の2万5800ベクレルで、食用海産物基準値の258倍だった。今回採取したムラソイはその10倍に上る。福島第1原発周辺海域の放射性物質処理状況には懸念を抱かざるを得ない。
東京電力は「高放射性物質魚」が外洋に移動して市場に出回り人々の健康と安全を脅かさないよう、福島第1原発周辺海域に網を設ける計画だという。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年1月22日