西沙諸島へのクルーズ観光ツアーがスタート
中国の大手旅行サイト「携程網」が初めて発売した、南中国海に浮かぶ西沙諸島へのクルーズ観光ツアーがこのほど、正式にスタートした。観光客らは、クルーズ客船「椰香公主号」に乗って、美しい景色が広がる同諸島の観光を楽しんだ。人民日報海外版が報じた。
中国は昨年、西沙諸島、中沙諸島、南沙諸島を管轄地とする海南省三沙市を設立。南中国海に浮かぶ260以上の島やサンゴ礁などで構成され、豊富な熱帯観光資源を誇る。うち、西沙諸島周辺の海水は透明度が高く、40メートル先まで見えるほどで、世界的に有名ないかなる島にも引けを取ることはない。島には40種類以上の鳥が生息し、「鳥の天国」と呼ばれている。
「携程網」観光業務部の何勇・副総経理によると、今回発売されたのは5日間のツアー旅行で、観光客はまず、海南省海口市でクルーズ客船に乗り、19時間かけて同省文昌市北端の岬・木蘭角や七洲列島、西沙諸島最北に位置する暗礁・北礁などを通過し、同諸島西部の永楽群島に向かう。その後、鴨公島に上陸し、漁村を訪れ、漁民の生活を体験する。わずか面積0.01平方キロの同島には、漁民約40人が生活しているという。一方、コースに含まれている全富島は無人島で、周囲の海には美しいサンゴや魚の群れが生息し、世界有数のダイビングスポットと称されている。上海発の同ツアーの料金は9210元(約14万2千円)。
何副総経理によると、同ツアーはハイエンド商品として位置づけ、高いクオリティを維持して、ツアー数も制限するという。5月末に第一陣が出発したのに続き、6月にも、同ツアーを企画している。何副総経理は、西沙諸島周辺生息する海洋生物や鳥類の多くは、中国の法律で保護されているため、法律を守り、動物達の保護に協力するようを観光客に呼び掛けている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年6月14日