「90後」女子学生の恋愛結婚観は?
恋愛相手は「リッチなイケメン」結婚相手は「妻を最優先する優しい男性」
「90後(1990年代生まれ)」の女子大生は、彼にしたい人と夫にしたい人を、どのように分けているのだろうか?彼女らの恋愛・結婚観とは?「第9回大学生課外学術科学技術作品コンテスト『チャレンジカップ』」が3日、湖北省武漢市にある中南民族大学で開催された。武漢紡織大学の出品作「1742人に対する調査にもとづく『90後』女子大生の恋愛・結婚観調査と教育指針研究」が、参加関係者の注目を集めた。武漢晩報が伝えた。
作品を手掛けた1人である武漢紡織大学紡織工学院の学生・曾さんによると、同調査は、2年間にわたり、2008年度から2011年度の女子学生を対象に実施されたという。アンケート用紙が、無作為サンプリング法によって国内9省市の計1800人に配布され、1742人から有効回答が得られ、回収率は96.7%に達した。
○「電撃婚」希望者はわずか1.1%
【データ】
1990年代生まれの女子学生のうち、伝統的な結婚を容認する人は46%に達した。これはすなわち、相手に対する愛情にもとづき、物質的基盤があり、お互いを理解し認めるための交際期間を経て、適当な年齢で結婚するという考え方だ。先に身を固め、その後事業を興そうと考える「裸婚(家や車を持たず、裸一貫からスタートする結婚)」を希望する人は22%。「試婚(試験的に結婚生活を営むこと)」を認める人は13.8%、これらの人々は、「試婚」が結婚に対する責任感の現れだと考えている。「畢婚(大学卒業後、ただちに結婚すること)」を選ぶ人は8.4%、その理由として、「まず身を固めてから財産を受け継ぐ」ことを両親が希望していることが挙げられた。彼らは、一般家庭の中でもかなり裕福な人々といえる。
「隠婚(法的に婚姻手続を済ませたにも関わらず、結婚したという事実を周囲に明かさない結婚)」を選んだ人は4.8%、その理由は、「結婚が自分の仕事や交友関係に-影響を及ぼす恐れがある」。「閃婚(電撃婚)」を希望する人は1.1%にとどまった。
【解説】
これらのデータから、1990年代生まれの女子大生は、結婚のスタイル関しては、主に従来のスタイルを支持する人が主流だが、結婚の選択ついては極めて理性的であり、行動の面でもかなり弾力に富んでいるという状況が見て取れる。特に、物質面・形式面での条件については、さまざまな新しいタイプの結婚が「百花斉放」状態になっている。
○「恋愛経験あり」79%
【データ】
「大学入学後、恋愛をした(している)経験がある」と答えた人は47%、「大学入学前に恋愛した経験があった」は32%、「過去の恋愛経験はゼロ」だが、大学在学中、プライベートな時間にピンと来る人とめぐり逢えたら、恋愛したいと考えている人は21%だった。恋愛経験に関する調査で、女子大生のうち、「現在恋愛中、または過去に恋愛経験がある」人は79%を占めた。
【解説】
以上のデータから、1980年代生まれの女子大生のキャンパス内での恋愛は、非常に一般的であることが分かる。