きょうの人民日報「微博」--観光地の入場料、利用者が納得できる価格に
「オフシーズン」、「オンシーズン」によって、値段が変わることがある中国の観光地の入場料。本来なら、合理的な統一した値段にすべきで、少なくとも訳もなく値上げはするべきでない。利用者が「高い」と苦情を言えば、それに逆らうように値上げを実施する。このような行為は権力にあぐらをかいた傲慢さにほかならず、秩序や正義に対する挑戦、1日から施行された「旅游法(観光法)」に対する軽視だ。利用者が納得できる入場料制度にしてもらいものだ。
【陝西省、入場料設定が「不合理」と苦情で“値上げ”!?】陝西省西安市にある大雁塔(だいがんとう)を訪問した観光客が最近、入場料が「オフシーズン」20元(約320円)、「オンシーズン」30元(約480円)となっているのを発見し、「不合理」だと苦情を訴えた。そのため、同省の物価局は、季節によって変動する制度を廃止し、統一価格として1人「40元(約640円)」にすると発表し、利用者から反発の声が上がった。これに対し、同局は17日、40元に調整するという情報は「スタッフのミス」とするコメントを出した。