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冬季五輪 中国選手団のこれまでの成績

 中国オリンピック委員会(COC)と国際オリンピック委員会(IOC)の関係が正常化した1980年、中国は初めて冬季オリンピック(レークプラシッドオリンピック)に選手を派遣した。中国は2002年に冬季オリンピック初の金メダルを獲得すると、その後は毎回金メダルを獲得するようになった。冬季オリンピックは中国のウィンタースポーツ選手の奮闘の記録であり、中国が同分野で発展するための大きな舞台を提供している。

2010年バンクーバーオリンピック(カナダ)

 中国は2010年、中国オリンピック委員会の名前でバンクーバーオリンピックに参加。91人の選手を含む、過去最高となる182人の選手団を派遣した。また、参加した競技や種目も過去最高となった。

 同オリンピックで中国は、金メダル5枚、銀メダル2枚、銅メダル4枚の計11枚のメダルを獲得した。

2006年トリノオリンピック(イタリア)

 同オリンピックで中国代表団は、金メダル2枚、銀メダル4枚、銅メダル5枚を獲得した。同大会では、ショートトラック、フリースタイルスキー、スピードスケート、フィギュアスケートの4競技でメダルを獲得し、メダル獲得競技が増加した。

 同大会は中国にとって歴史的な大会となった。男子フリースタイルスキーで、韓暁鵬選手が各国の強豪を抑えて金メダルを獲得。雪上で行われる競技での中国初の金メダル獲得だけでなく、中国の男子選手としては冬季オリンピック初の金メダル獲得ともなったのだ。

2002年ソルトレイクシティオリンピック(米国)

 同大会で、楊楊選手が女子ショートトラック500メートルと1000メートルで金メダルを獲得。中国はさらに、銀メダル2枚と銅メダル4枚も獲得した。

 同大会に中国は計133人の選手を送り出し、7競技の38種目に参加した。うち、フィギュアスケートとショートトラックで、選手が期待通りの活躍をしてメダルを獲得。ショートトラックでは金メダル2枚、銀メダル2枚、銅メダル3枚を獲得して各国メダル数でトップに立ち、ショートトラック強国の立場を保った。

1998年長野オリンピック

 同大会で、中国選手団はスケート、アイスホッケー、スキー、バイアスロンの4競技40種目に参加。男女合わせて6種目でメダルを獲得した。うち、女子ショートトラックスピードスケートでは4人の選手が銀メダルを獲得。中でも楊陽選手は500メートルと1000メートルで銀メダルを獲得する活躍で、冬季オリンピックで過去最多のメダルを獲得した中国人選手になった。一方、男子ショートトラックスピードスケートでは、李佳軍選手が1000メートルで銀メダルを獲得し、中国の男子選手としての冬季オリンピック初のメダル獲得となった。また、新星の安玉龍・選手(当時17歳)も男子500メートルショートトラックスピードスケートで銀メダルを獲得したほか、男子5000メートルリレーでも銀メダルを獲得した。また、フィギュアスケートでは2回目のオリンピック参加となった陳露選手が女子シングルで銅メダルを獲得した。同大会で中国選手団が獲得したメダルは銀メダル6枚、銅メダル2枚だった。

1994年リレハンメルオリンピック(ノルウェー)

 同大会に中国は選手27人(うち19人が女性選手)を送り出し、スピードスケートやショートトラック、フィギュアスケート、バイアスロン、フリースタイルスキーなどの競技に参加した。選手らは自分の実力を発揮し、女性選手3人がメダルを獲得した。うち、張艷梅選手が500メートルショートトラックで銀メダルを、葉喬波選手が1000メートルショートトラックスピードスケートで銅メダルを、陳露選手がフィギュアスケート女子シングルで銅メダルをそれぞれ獲得した。

1992年アルベールビルオリンピック(フランス)

 同大会に、中国は男女35人の選手を送り出し、34種目に参加した。また、チャイニーズタイペイオリンピック委員会も選手8人を送り出し、5種目に参加した。同大会では、葉喬波選手が女子ショートトラックスピードスケート500メートルと1000メートルで銀メダルを獲得し、中国に冬季オリンピックでは初のメダルをもたらした。さらに、葉選手は新しく設置されたショートトラックスピードスケート女子500メートルでも銀メダルを獲得した。これにより、中国のウィンタースポーツのレベルが向上していることが証明され、新たな時代に突入した。

1988年カルガリーオリンピック(カナダ)

 同大会に、中国は選手13人を、チャイニーズタイペイは選手14人をそれぞれ送り出した。うち、中国の李◆(=おうへんに炎)選手はショートトラックスピードスケート1000メートルで1分39秒の世界記録を叩き出し金メダルを獲得したほか、1500メートルでも2分34秒85の世界記録を出して銅メダルを獲得。500メートルでも銅メダルを獲得した。これにより、中国のウィンタースポーツ界に新たな歴史のページが加わった。一方、チャイニーズタイペイはメダルを獲得できなかった。

1984年サラエボオリンピック(ユーゴスラビア。今のボスニア・ヘルツェゴビナ)

 同大会で、中国は69人からなる代表団を結成し、選手37人(男子21人、女子16人)の選手を送り出して、スピードスケートやフィギュアスケート、アルペンスキー、クロスカントリースキー、バイアスロンなどの5競技26種目に参加した。初出場となった1980年のレークプラシッドオリンピックと同じく、メダル獲得はならなかったものの、各種目の成績は向上した。一方、チャイニーズタイペイオリンピック委員会も24人からなる代表団を結成し、選手14人を送り出して、スキーやバイアスロン、ボブスレー、リュージュなどの競技に参加した。ただ、こちらもメダル獲得はならなかった。同大会で初めて、台湾海峡両岸の選手団が共にオリンピックに参加するようになった。

1980年レークプラシッドオリンピック(米国)

 同大会に、中国は選手28人(男子16人、女子12人)を送り出して、スピードスケートやフィギュアスケート、アルペンスキー、クロスカントリースキー、バイアスロンなど5競技18種目に参加した。中国が冬季オリンピックに選手を派遣するのはこれが初めてだった。残念ながら、メダル獲得はならず、ウィンタースポーツおける中国と世界のレベルの差を目の当たりにすることとなった。(編集KN)

 「人民網日本語版」2013年11月6日

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