きょうの人民日報「微博」--第2子を産みたくない理由「養育費が高い」
中国政府は12日に閉幕した第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)で「夫婦の一方が一人っ子の場合、2人目の子供を産むことを認める『単独二胎』政策を実施する」ことを決定した。一人っ子のマイナス面や一人っ子を失う親のリスク、子供が多いほど幸福という伝統など、さまざまな要因が単独二胎政策の実施につながった。一方、高騰する不動産価格や教育費、食の安全、生活上のストレスなどが多くの国民を悩ませており、第2子を産むかを決める際、子供に幸せな未来を約束できるかどうかを考える親も多い。
【第2子を産みたくない理由「養育費が高い」】人民日報はこのほど、単独二胎政策をめぐる調査を実施した。その結果は以下の通り。(1)第2子を産みたい人の理由の半数以上が「子供に兄弟を作ってあげたい」。(2)40歳前後のグループはなるべく早く第2子を産みたいと考えている。(3)学歴の高い人ほど、子供を2人産みたいと思っている。4)第2子を産みたくない人の主な理由は「養育費が高すぎる」だった。(5)息子1人、娘1人が最も理想的。