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格差の指標・ジニ係数は何を物語る? (3)

 ジニ係数がもはや「神秘的な数字」ではなくなった今、所得分配改革の新たなスタートを切る必要がある。改革を進化させ、制度のイノベーションを進め、これまでの思想や観念による呪縛を勇気をもってうち破らなければ、すべての人が中国の発展によるプラスを享受することはできない。すべての人が発展の利益を享受できるようになることこそ、われわれの努力すべき方向性だ。

 ▽用語説明

 ジニ係数(Gini coefficient)は中国では「基尼係数」、「堅尼係数」と訳される。20世紀初頭にイタリアの経済学者コッラド・ジニが考案した、ローレンツ曲線に基づいて所得分配の平等さをはかる指標だ。国民の所得分配の格差の状況を総合的に考察する場合の重要な分析指標として国際的に用いられている。係数の範囲は0から1で、0に近いほど所得分配が平等である(格差が小さい)ことを示し、1に近いほど所得分配が不平等である(格差が大きい)ことを示す。国際的な基準に従えば、0.4以上は所得の格差が大きい警戒ライン、0.6以上は所得の格差が非常に大きい危険ラインとされる。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年1月22日

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