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重金属汚染図が作成 一部都市では放射能異常も (2)

 ◆重金属汚染が拡大

 全国多目標区域地球化学調査プロジェクトは、局地的な土壌汚染が深刻であることを発見した。例えば長江の中流・下流の一部地域では、カドミウム、水銀、鉛、ヒ素などの含有量に異常があった。都市部・周辺地域では水銀・鉛の含有量に異常があり、一部の都市では放射能異常があった。湖沼には有害元素が多く存在し、土壌の酸化が深刻だ。研究により、カドミウムや水銀などの重金属元素は、人類の汚染との間に密接な関係を持つことが証明された。重金属元素は土壌の表層に多く存在し、人口密集区、工業・鉱業区との間に高い関連性を持っている。1994−1995年のサンプリング調査と比べ、土壌重金属汚染分布面積が拡大され、東部の人口密集地域に拡散されている。

 ◆土壌の危険要素が増加

 地質学者は、「本来ならばなかった、もしくは微量だった危険要素が、中国の土壌に見られるようになった。土壌はひとたび汚染されると、自然浄化に1000年の時間を必要とする」と指摘した。人類の健康のために、汚染行為に対する監督管理と罰則を強化し続けるべきだ。すでに汚染された土地については、汚染源を特定し、これをシャットアウトする必要がある。土壌汚染物は重金属だけでなく、多くの有機汚染物質がある。国土・地質・環境・水利などの部門は、協力して大地の「毒」を除去しなければならない。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年6月14日

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