iOS 7のフリーズ問題 買い替えを迫るアップルの陰謀か? (3)
IT業界の関係者は、「新システムがハードにより厳しい要求を突きつけるのは正常だ。旧型の設備が新システムの要求を満たせなければ、速度が落ちることになる。マイクロソフトにも似たようなことがある。最も典型的な例は、古いパソコンにWindows 7をインストールした場合、頻繁にフリーズが生じることだ。アンドロイドにも同じ問題が存在する。ソフトとハードを結びつけることはそもそも、ユーザーに旧型の製品を手放させる一つのビジネスモデルである」と指摘した。
◆iTunesでパソコンにつなぎ再インストール
記者は昨日同問題について、アップルのサービス担当の技術者を取材した。技術者は、「私も多くのiPhone 4Sのユーザーから技術サポートを求められた。しかしシステムを再インストールする他に手立てはない。携帯のスペックが決まっているのだから、iPhone 5Sのスムーズさには及ばない」と答えた。
同氏は、「携帯電話で直接アップグレードしたならば、深刻なフリーズが生じているはずだ。ユーザーはiTunesでパソコンにつなぎ、システム回復により再インストールするべきだ。しかし回復前にiTunesのバージョンを最新版に更新し、かつ携帯電話のデータを別途で保存しておく必要がある。アップルはユーザーのダウングレードを支持しないため、アップグレード後は旧バージョンには戻れない。そのためアップグレード前に、よく検討する必要がある」と提案した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月7日