淘宝の「独身の日」売上高は300億元以上か (2)
資本市場に阿里巴巴の大きな価値を理解させるだけでなく、淘宝の独身の日の動きは、馬会長が今後どのようにして阿里巴巴をコントロールするかの構想に影響を与える。現在、阿里巴巴と香港証券取引所はIPO問題で根本的にぶつかっており、馬会長が提起した「パートナー制度」という企業の枠組は香港市場の関連の法律に合致しない。香港取引所が現行の上場ルールを堅持するなら、阿里巴巴がスムースに香港で上場したいと考えた場合には自分自身を変化させればよい。
前出の投資家によると、支付宝(アリペイ)の親会社は現在では小微金融服務集団に変わっており、小微金融と阿里巴巴はある種の独特な共生関係を形成している。支付宝を阿里巴巴から切り離し、新たな株式構造を採用し、馬会長はすでに別の方法で支付宝を押さえているのだという。
あるアナリストの指摘によると、淘宝の急速な伸びは支付宝の急成長につながる可能性がある。支付宝と小微金融が大きく発展すれば、馬会長および管理層の中核と阿里巴巴の株主との話し合いの重要なポイントになるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年11月8日