中国銀聯:金融ICカード発行枚数が1億3千万枚に
中国銀聯の金融ICカードの発行枚数は1億3千万枚に達し、国民生活に大きな利便性をもたらしている。例えばタクシーに乗るとき、カードで料金を支払えば、小銭やおつりが発生しなくて便利だ。人民日報が伝えた。
中国銀聯は2012年以降、人民銀行の後押しを受けて各方面と提携し、公共サービス分野などにおける金融ICカードの普及応用を加速しており、金融ICカードの多用途化が実現しつつある。例えば社会保障分野では、医療衛生業界と提携し、支払機能を加えた社会保障カードの試験的使用を各地で実施、2013年より全面的な普及が始まった。交通分野では、公共交通ICカードと金融ICカードの一体化が徐々に成熟・普及しつつあり、駐車場や地下鉄、タクシーでのクイック決済が徐々に実現している。
現在、全国のPOS端末、ATM端末では銀聯カード対応に向けた改造が基本的に完了している。うち、クイック決済対応の端末は120万台に達する。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年3月16日