自動ドッキング成功 飛行士3人、天宮1号に移動 (2)
6月13日に撮影された、北京航天飛行制御センターの巨大スクリーン。宇宙飛行士の聶海勝氏(左)、天宮1号の船内から張暁光氏(右)を迎え入れる。 |
一連の準備を完了すると、3人は神舟10号の軌道モジュールに入り、宇宙服を脱いで青い作業服を着用した。地上のスタッフが、天宮1号の船内環境を検査・確認すると、北京航天飛行制御センターは宇宙飛行士に天宮1号に入るよう指令を出した。
午後4時17分、聶氏が張氏と共に天宮1号のハッチを開いた。3人はその後、宇宙船内を浮遊しながら天宮1号に入り、船内に取り付けられていたカメラを使い、地上の科学研究者に向かい手を振った。
天宮1号と神舟10号の合体飛行中、3人は宇宙科学実験と技術試験を実施し、今後の宇宙ステーション建設に向け経験を蓄積する。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年6月14日