世界サイバースペース総会、ソウルで閉幕
「2013年世界サイバースペース総会」がソウルで18日に閉幕した。同総会で採択された「ソウルフレームワーク」は、国連憲章を含む国際法が国際サイバー空間でも適用されるとした。人民日報が伝えた。
同総会はネットと経済の成長・発展の関係、ネットの社会・文化に対する影響、ネットワークセキュリティ、国際ネットワーク保障、ネット犯罪、ネットインフラ整備の強化などに関する問題について幅広く議論し、「ソウルフレームワーク」をまとめた。
「ソウルフレームワーク」は、ネット犯罪問題を解決するため、司法機関と関連企業・部門の協力が不可欠だと指摘した。参加国の代表者はまた、ブロードバンドネットワークの普及を促進し、すべての国がネットワークにより経済のグローバル化を実現すべきだとした。参加国は、これまで毎年開催されてきた総会を隔年で開くことで合意し、次の総会を2015年にオランダのハーグで開催することで合意した。
世界サイバースペース総会は2011年に初めて開かれ、主にネット関連の国際ルールと重要問題について議論した。第3回となった本会議は17日にソウルで開幕し、87の国と地域、18の国際組織および企業・団体の1600人余りが出席した。中国は中国外交部(外務省)、中国国防部(国防省)、中国工業・情報化部(工業・情報化省)、中国公安部(公安省)、中国国務院新聞弁公室などの部門による政府代表団を派遣し、同時に中国企業・業界組織・学術機関の代表者が出席した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月21日