北京大学 インターネットを利用した公開講座を発表
北京大学は9月4日にエデックス(ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学のオンライン講座プラットフォーム)で4つのムークス(大規模公開オンライン講座)を登録したことに続き、このほどさらにコーセラ(スタンフォード大学の教授による無料のオンライン大学講義サイト)と提携し、9月9日に3つの講座を発表した。これにより、北京大学は前期(秋季)に計7つの講座を世界に向けて開放したことになる。そのうち一部の講座は23日より正式に開講される。人民日報が伝えた。
北京大学がエデックスに登録した4つの講座は、「電子回路」、「世界文化地理」、「中国民俗文化」、「二十世紀西洋音楽」で、それぞれ陳江氏、トウ輝氏、王娟氏、華明輝氏が教鞭をとり、9月23日に開講される。コーセラで登録した3つの講座は、「生物情報学:序論と方法」、「計算概論」、「大学化学」で、それぞれ高歌氏、魏麗萍氏、李戈氏、卞江氏が教鞭をとり、9月30日に開講される。
北京大学が世界に向けて公開した講座は幅広い題材を収め、芸術・文学・理工科などの各専攻を網羅し、西洋芸術の他に中国文化も含まれている。オンライン講座の担当者の一人、北京大学教育学院教授の汪瓊氏は、「初の公開講座はテーマを厳しく制限しておらず、講師が北京大学の水準を代表する質の高い講義ができれば良いとされた。今後はさらに専攻に基づき、系統的な講座を開講する予定で、5年内に100種類の公開講座を開講する計画だ」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月23日