中国のブロードバンド利用者　4Mbps以上が4分の3に

　中国工業・情報化部（工業・情報化省）が昨日発表した今年第1−3四半期の電気通信業界に関するデータによると、9月末現在で中国の回線速度4Mbps以上のブロードバンド利用者が、ブロードバンド利用者全体に占める比率が75.4％に達した。同時に中国の都市部・農村部の発展の格差も縮小された。京華時報が伝えた。

　基礎電気通信企業ブロードバンド利用者件数は今年1−9月、1595万4000件増の1億8600万件に達した。そのうち4Mbps以上のブロードバンド利用者が、ブロードバンド利用者全体に占める比率が75.4％に達し、昨年末より9.6ポイント、今年6月末より3.1ポイント上昇した。光ファイバー利用者は1481万件増となり、ブロードバンド利用者全体に占める比率が18.9％となり、年末に20％を上回る見通しとなった。また中国の農村部のブロードバンド事業が急速に発展し、都市部・農村部の格差が縮小された。農村部のブロードバンド利用者は、1−9月に596万9000件増の4645万7000件に達し、都市部・農村部のブロードバンド利用者数の比率は、昨年同期の3.31：1から3：1となった。

　中国の電話普及率は9月末時点で100人当たり109.2台となり、そのうち携帯電話の普及率は100人当たり89.2台となった。北京地区の携帯電話の普及率は100人当たり166.5台に達し、全国一位をキープした。（編集YF）

　「人民網日本語版」2013年10月23日