猫には申し訳ないが、科学者は今のところ、犬のほうが猫よりも賢いとしている。北京日報が伝えた。
米国やブラジル、サウジアラビア、南アフリカといった国々の研究者が猫や犬、フェレット、ミーアキャット、ライオン、ヒグマ、アライグマなどの動物の脳を分析した。
研究結果によると、犬の大脳皮質には5億3000万個の神経細胞があったが、猫は2億5000万個だけだった。当然ながらヒトの160億個と比べた場合、さらに大きな開きがある。
研究者によると、これは犬が猫よりもさらに複雑で柔軟な動きができる生物学的な能力を備えていることを意味しており、「少なくとも猫と犬のどちらが賢いかを検討する際に、一つの生物学的根拠が備わった」としている。
この研究によると、肉食動物の場合は、頭が大きいほど賢いわけではないことも明らかにしている。例えばヒグマの頭は猫よりも大きいが、神経細胞の数はほぼ同じだ。
全体的に見ると、これらの動物のうち脳の神経細胞が最も多かったのは犬だった。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年2月8日
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