国防部、中日は「海空連絡メカニズム」ホットラインの早期開設で一致

人民網日本語版 2019年03月01日17:31

中国国防部(国防省)の任国強報道官は2月28日の定例記者会見で記者の質問に「中日は海空連絡メカニズムのホットラインのプロセスを加速し、メカニズムの機能を十分に発揮し、両国の防衛関係の前向きな発展を促進することで一致した」と述べた。

【記者】中日関係は積極的な発展の勢いを示していると報道されている。こうした中、両国の防衛当局は海空連絡メカニズムのホットラインをめぐる専門家グループ協議を行った。協議の状況と現在の中日の防衛関係への評価を教えていただきたい。

【任報道官】昨年以来、中日の防衛当局は防衛交流・協力を積極的に推進し、正式な署名を経て海空連絡メカニズムの運用を開始し、初の年次会合と専門会合も開いた。これは誤解・誤判の防止、東中国海の平和・安定維持に重要な役割を果してきた。

今年2月19日から21日まで、両国の防衛当局は日本・東京で海空連絡メカニズムのホットラインをめぐる専門家グループ協議を行った。双方は率直で誠意ある、成果に富む意見交換をし、海空連絡メカニズムのホットラインのプロセスを加速し、メカニズムの機能を十分に発揮し、両国の防衛関係の前向きな発展を促進することで一致した。

防衛分野の交流と協力は両国関係の重要部分をなす。中国側は日本側と共に努力して、両国首脳の合意をしっかりと実行に移し、防衛当局間の交流と意思疎通を強化し、溝を適切に管理・コントロールし、安全保障分野の相互信頼を増進し、中日関係が新たな歴史的時期において新たな発展を得るために有利な条件を整えるとともに、地域の平和・安定維持にも新たな貢献をすることを望む。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年3月1日

  

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