トレーニング中の楊さん(撮影・駱雲飛)。
国家統計局の統計データによると、中国国内のスポーツ消費総額は2020年までに1兆5千億元(約25兆円)、スポートトレーニングを定期的に行う人は4億3500万人にそれぞれ達するとみられている。
楊さんは、よく他人から若いと感心されるのだという。確かに一見するととても70歳の老人には見えない。しかし、彼は、自分がいわゆる年齢を凍結させるようにして若さを保つ「凍齢」だとは思っていないという。彼は、「常日頃からトレーニングを怠らず、気力と体力に満ち溢れていれば、加齢を遅らせることはできるかもしれない」と話す。楊さんは現在、フィットネスインストラクターとして、スポーツジムのパーソナルトレーナーの育成訓練に励んでおり、1年のほとんどを海南省の三亜で過ごし、仕事とトレーニングに励んでいる。
楊さんが紹介する若さを保つ「秘訣」とは?
楊さんは自身が続けている若さを保つ秘訣を3点紹介してくれた。
1.科学的な仕事と休息のスケジュールを定めてそれを厳守。
毎朝、卵を6個から8個食べる楊さん(撮影・駱雲飛)。
2.時間通りに、栄養バランスのとれた食事をする。油・塩・砂糖・辛い食事は控えめに。
朝食の準備をする楊さん(撮影・駱雲飛)。
3.日常生活の重要な構成要素として運動を取り入れる。
楊さんは、ボディービル業界は、今後、社会で最も期待できる業界の一つだと考えている。
楊さんは、「人々の生活がますます良くなるにつれて、人間の力を必要とする仕事はますます減っていく。そのため、私たちはより意識的に身体を動かす必要がある。将来的には日々トレーニングジムで訓練することも、仕事の一つとなるような日が来るかもしれない」と語った。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年3月20日