ハードウェアがないアップル春の発表会 110分で株価1.75%下落

人民網日本語版 2019年03月26日13:51

現地時間の3月25日午前10時(日本時間26日午前2時)、米国のアップル社はカリフォルニア州の本社にあるスティーブ・ジョブズ・シアターで春の新製品発表会を行い、4つの新サービスを発表した。中国新聞網が伝えた。

今回の発表会のキャッチコピーは「イッツ・ショータイム」(ショーが始まります)。早朝に伝えられたところによれば、今回の主役はハードウェアではない。ソフトウェアとサービスに重点が置かれ、アップルはこれからオリジナルコンテンツを擁するストリーミング動画配信サービスや新型の雑誌・ニュース購読サービスを打ち出すとみられる。

3月18日夜、アップル中国法人の公式サイトにiPad(アイパッド)2製品が登場した。iPad Air(アイパッド エアー)とiPad mini(アイパッド・ミニ)の新モデルで、ハードの新製品が発表会前に発表されたことから、市場は上のような見方を強めた。

発表会で発表された4つの新サービスには次のものがある。まず300種類以上の雑誌を含むニュース購読サービスAppleNews+(既存のAppleNewsのバージョンアップ版)で、購読した内容が追跡されることはないという。次にアップルの決済システムApplePayでは、アップル、ゴールドマン・サックス、マスターカードが提携して打ち出すAppleCardがあり、クレジットカードに取って代わることを目指す。アップルストアのゲーム定額配信サービスのAppleArcadeは、拡張現実(AR)ゲームや複数人で遊べるゲームもカバーする。テレビサービスでは、AppleTV以外に、新しいストリーミングサービスAppleTV+も展開する。

今回の発表会は1時間50分にわたって行われ、その間にアップル株価は約1.7%値下がりした。この原稿を書いている時点では1.75%低下の1株187.71ドル(約2万671円)となっていた。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年3月26日

  

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