出入境関連証明が中国全土のどこでも申請可能に、7営業日で発行 北京

人民網日本語版 2019年04月02日14:27

中国の一般パスポートや香港地区・澳門(マカオ)地区・台湾地区に行くための「通行証」などの出入境関連証明書類の手続きに4月1日から中国全土のどこでも申請・手続きができる「全国通弁」が適用されることになった。北京市公安局では、全市に設けられている出入境関連業務取扱窓口79ヶ所において、出入境関連証明書類の「全国通弁」を全面的に実施するのと同時に、手続き予約をオンラインで行った申請者に対する無料宅配サービスを開始し、証明書類の申請から発行までにかかる日数が7営業日(配送日数も含む)に短縮されることを明らかにした。人民網が伝えた。

新政策の「全国通弁」の実施によって、申請者が戸籍地以外で出入境関連証明書類の手続きを行えるようになり、非常に便利になる。このうち、一般旅券、や香港地区・澳門(マカオ)地区・台湾地区に行くための「通行証」の発行申請については、戸籍地や居住地による制限を受けないが、あらかじめオンライン予約する際に、北京市内の出入境関連業務取扱ホール17ヶ所と派出所62ヶ所の中から、出入境関連書類を申請する窓口を指定する必要がある。またその申請手続きは戸籍地と同じ手続き方法となる。オンライン予約には計7種類の方法があり、「オンライン北京市公安局」、北京警務アプリ、平安北京微信(WeChat)公式アカウント上での予約手続のほか、国家移民管理局アプリ、国家移民管理局微信公式アカウント、微信やアリペイ・ミニプログラムの4種類が新たに追加された。

国家移民管理局アプリでは、出入境関連証明書類の発行申請予約や申請状況の追跡、手続きガイド・問い合わせなどのサービスが提供されるほか、本人が所持している出入境関連証類情報や出入境履歴を検索することも可能で、様々な申請者に対応するため24時間出入境サービスが提供されている。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年4月2日

  

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