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中国パスポートの価値増大 67ヶ国・地域がノービザ

人民網日本語版 2018年01月09日13:59

今年の春節(旧正月。今年は2月16日)には、中国のパスポートの価値がこれまでで最も上昇し、各国は査証(ビザ)の発給要件を緩和して中国人観光客を出迎え、中国の春節が「世界のゴールデンウイーク」になるよう後押しするとみられる。旅行予約サイトを運営する携程旅遊集団がこのほど発表した「2018年ビザ免除・到着ビザのビッグデータ報告」によると、外交・領事部門が発表した最新の情報に基づき、18年1月3日現在、中国の普通パスポートを所持する中国国民がビザの免除を受けられる、または到着ビザで行ける国・地域が67か国・地域に増えたことがわかったという。「北京日報」が伝えた。

携程の海外旅行担当者によれば、2017年には中国国民がビザを免除されたり到着ビザで行けたりする国・地域が6か国・地域増加し、バルバドス、セントクリストファー・ネイビス、セルビア、チュニス、カタール、ガボンが加わった。査証の便宜をはかる新しい政策も次々登場し、たとえばルワンダ政府は18年1月1日から中国を含むすべての国の国民を対象に到着ビザ政策を実施した。1月16日からは、中国とアラブ首長国連邦(UAE)がビザの相互免除を実施し、普通パスポートを所持する中国人観光客はUAEにノービザで最長30日まで滞在できるようになった。中国とボスニア・ヘルツェゴビナはビザ相互免除協定に調印しており、今年まもなく発効する見込みだ。韓国は2月に開催される平昌冬季五輪を盛り上げるため、中国人観光客を対象に条件付きでノービザ政策を打ち出した。3月31日まで、過去5年間に韓国を訪問したことがある中国人観光客、または中国にある指定旅行会社で冬季五輪のチケット(20万ウォン以上。約2万1千円に相当)を購入した中国人観光客は、韓国にノービザで15日間滞在できるなどだ。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年1月9日

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