開館が再開した中国国家博物館でこのほど、中国を含むシルクロード沿線13ヶ国の文化財234点を展示し、万里のシルクロード千年の歴史を紹介する開館再開後初の展覧会が開幕した。北京日報が報じた。
中国国家博物館は昨年11月、第1回シルクロード国際博物館聯盟大会を開催。「シルクロード国際博物館聯盟展覧会協力枠組み協議」に調印した。同博物館は、「一帯一路」(the Belt and Road)参加国であるカンボジアと日本、カザフスタン、ラトビア、モンゴル、オマーン、ポーランド、韓国、ルーマニア、ロシア、スロベニア、タジキスタンの12ヶ国の博物館と共同で今回の展覧会を開催し、厳選された各時代のジャンルの異なる歴史的文化財234点(セット)を展示して、人の移動や貿易・往来、テクノロジー交流、宗教の広がりなど、シルクロード沿線国の豊富で多用な文化交流、互いのライフスタイル、文化、芸術などに与えている影響などを紹介している。展覧会は7月14日まで開催され、入場料は一人50元(約830円)。
チケット予約方法
●個人で予約する場合は見学希望日の1日から5日前までに国家博物館の公式サイトか微信(WeChat)の公式アカウントで予約できる。団体で予約する場合は2日から7日前までに予約する必要がある。
●予約できる時間帯は、午前9時―11時半、午後12時半から2時、午後2時から4時となっており、どの時間帯も1万人(個人8000人、団体2000人)までの人数制限が設けられている。
●個人、団体のいずれで予約する場合も実名で予約する必要があり、1つの身分証明書で1日に1回しか予約できない。
●事前予約していない場合、当日の入場者制限を超えていなければ、会場でQRコードをスキャンし、身分証明書を使って北門から入館し見学できる。
(編集KN)
「人民網日本語版」2019年4月15日