飲酒は不眠対策に効果的? 健康に悪影響及ぼす睡眠をめぐる6つの誤解 (2)

人民網日本語版 2019年04月22日10:43

また、アルコールには利尿作用があることから、就寝前の飲酒によって、夜中にトイレに起きる頻度が高くなる。

誤解3:ベッドでのテレビ鑑賞はリラックスするのに効果的

就寝前に心身ともにリラックスするため、テレビなどを観ることが多い人もいる。しかし、ロビンス博士は、「寝る前に観るテレビ番組は、報道番組が多く、その内容が不眠に繋がったり、あるいはストレスや緊張をもたらす可能性がある」と警告している。

テレビのほか、スマホやタブレットPCなどの電子機器にも注意が必要だ。これらの電子機器から発せられるブルーライトによって、メラトニンというホルモンの分泌が抑制されることが、すでに研究から判明している。メラトニンは、人が睡眠状態に入りやすくする働きがあるからだ。

誤解4:たとえ眠れなくともベッドから出てはならない

誰もが早く眠りにつきたいがために、数をかぞえたりする。しかし、このような試みを長く続けても、眠れるとは限らない。こんな時は、一体どうしたらよいのだろうか?そんな場合、無理やり寝ようと自分を追い込み過ぎないことが大事。例えば、ベッドから起きて、靴下をたたむなど、あまり頭を使う必要のないことをしてみると良い。

ロビンス博士は、「一般的に、健康な人であれば、ベッドに入ってから入眠するまでに約15分かかる。もし、あまり長い時間眠れないのなら、さっさとベッドから出て環境を変えるべきだ」と指摘する。

誤解5:目覚まし時計が鳴ったあと、少し二度寝する

多くの人が、目覚まし時計が鳴ったあと再び二度寝する習慣があり、このプラス数分間の睡眠に大きい効果があると思っている。

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