しかし、研究チームは、二度寝しようとしまいと大差はないという見方を示している。目覚まし時計が鳴ったら、きっぱりと起きるべきだ。ロビンス博士は、「もう少しうとうとしていたいと思っても、二度寝の誘惑に負けてはならない。というのも、その二度寝の睡眠は、非常に軽いもので、質も低いものだからだ」と指摘している。
誤解6:いびきは問題なし
いびきは無害かもしれないが、睡眠中の呼吸が停止している症状という可能性もあり得る。睡眠中にいびきをかくことで、喉の筋肉が緩み、狭くなり、呼吸が暫く停止してしまう。
このような症状を呈する人は、高血圧症や不整脈、心臓病、脳卒中に罹患するリスクが高まる可能性がある。とても大きないびきをかく場合は、病気の可能性があることに注意しなければならない。
ロビンス博士は、「睡眠は、我々にとって最も重要な活動の一つだ。健やかな睡眠を保つことで、心身の健康を改善し、寿命を延ばすことができる」と結論づけている。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年4月22日