時代は更に強い行動力を求めている。G20杭州サミットでは「包摂的成長」が初めて「強固で持続可能で均衡ある成長」という目標と並んで掲げられたことで、経済成長に対する国際社会の新たなコンセンサスが反映された。人々中心を堅持し、世界経済の真に公正な発展を支持することが、すでにG20の共通目標となっている。今月開催されたG20財務大臣・中央銀行総裁会議は「質の高いインフラ投資に関するG20原則」を承認。持続可能な発展の促進に対する質の高いインフラ投資の積極的作用を強調し、連動する包摂的な経済成長の実現に向けたG20の努力を改めて示した。この方向性は第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラム期間に中国側の強調した「高い基準、民生重視、持続可能という目標の実現に努力する」と期せずして一致する。
「前途が晴れでも雨でも、手を携えて協力し、互恵・ウィンウィンを図ることが唯一の正しい選択だ」。G20というプラットフォームは、中国の指導者が深い洞察と卓越した知恵によって、世界経済発展の方向性を把握し、国際社会が効果的なガバナンスを探るためのアプローチを提供するのを目撃する。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年6月24日