大興空港高速・大興空港北線高速中区間が7月1日12時に開通した。北京市交通員会は、「同高速道路の開通により、北京大興国際空港の営業のために北京市が提供する『五縦両横』外環交通幹線ネットワークのうち4本の高速道路が全て開通したことになる」としている。
北京大興国際空港の正式運用前は閉鎖状態にあり、実際には乗客の流れが生じないため、今回の大興空港高速道路の開通対象範囲は、五環路から北線高速インターチェンジの区間となっている。北線高速インターから空港ターミナルビルまでの区間は、現時点では未開通。同区間は今後、北京大興国際空港の運用開始と同時に開通する予定だが、新空港の運用のための車両は通行が許可されている。
2本の高速道路の高速料金は、北京市の他の高速道路料金と同じで、1キロメートルあたり0.50元(1元は約15.8円)となっている。
北京大興空港高速道路の北の起点は南五環で、南端は大興国際空港北側までとなっており、全長約27キロメートル、双方向通行で計8車線、ほぼ全線が高架道路で、高架橋が全体の約86%を占める。高速道路沿線には料金所が2ヶ所、出入口料金所が2ヶ所、サービスエリアが1ヶ所設けられている。北京大興高速道路は、「新国門第一路」という別名がある。開通後、南五環から大興国際空港までの所要時間はわずか20分ほどとなる。北京大興空港北線高速道路は全長24.58キロメートル。このうち中区間は、京開(北京―河南省開封)高速道路から京台(北京―台北)高速道路までの全長14.66キロメートル。東延伸区間は、京台高速鉄道を始点とし、北京と河北の境界(廊坊)を終点とする。西延伸区間の始点は京開高速道路で、終点は北京と河北の境界(涿州)となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年7月3日
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