アリババの馬雲会長が退任 勤務最終日はスター並みの追っかけ (2)

人民網日本語版 2019年09月11日16:24

4、「私のような外見は誰もが醜いと思うかもしれないが、見慣れると普通に思えてくる」

2017年1月、「郷村教師賞重回課堂」のスピーチで、「美術と音楽はいずれも心を表現する方法の一つであり、美しいものを追い求める方法だ」としながらも、ユーモアたっぷりに、「醜いものも壁にかけよう。なぜなら美しいものでもいずれ見飽きてしまうもので、醜いものでもだんだん好きになっていくから。私のような外見は誰もが醜いと思うかもしれないが、見慣れると普通に思えてくるし、愛嬌があるとさえ感じるようになるかもしれない。つまりユニークなものはじっくり味わってはじめてその良さをだんだん理解できるようになる」と語った。

5、「1ヶ月10億から20億元稼ぐのは全然楽しくない」

2017年11月、第4回世界浙商大会で、「金と素晴らしい製品で楽しさを感じることはない。人々の生活に変化をもたらしてこそ、楽しさを感じることができる」とし、「1ヶ月で100―200万元稼いでいる人はかなり楽しさを感じていると思う。でも、1ヶ月に10-20億元稼いでいるような人は実は全然楽しさを感じていない。なぜなら、その金はもう自分のものとは言えず、好き勝手に使えないし、稼いでもその金を使ってまた仕事をしなきゃいけないから」と語った。

6、「来世ではステキな女性になりたい」

今年8月28日、2019世界女性起業大会で、「将来、結婚を決める決定権は男性ではなく女性が手にすることになると思う。淘宝の統計によると、男性化粧品の販売量が急増している。つまり、男性は自分をより美しくし、教養を高めなければ、女性の目に留まることが難しくなり、結婚してもらえる相手が見つからなくなる時代になるだろう」とし、「だから、女性の皆さんにとても感謝しているし、羨ましくも思い、敬服している。来世ではステキな女性になって、世界に美しいものをもたらしたい」と語った。

7、「金を手にしたことは無いし、興味もない」

中国中央テレビ局(CCTV)の番組「開講■(■は口へんに拉)」に出た際、「1999年に阿里巴巴を立ち上げてから今に至るまで、月給を手にしたことは1回もなく、全部妻に振り込まれている。金を手にしたことは無いし、興味もない」と話した。

8、「夢は持つべき。もしかしたら叶うかもしれないから」

このフレーズは広く語られ、多くの人に影響を与えてきた。そのため、これが、馬氏の口から飛び出した名言であることを忘れている人さえいるほどだ。馬氏は今後、教育事業に戻る。「毎日また教師になることを夢見ている」馬氏に対し、今度はネットユーザーから、「夢は持つべき。もしかしたら叶うかもしれないから」というコメントが寄せられている。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年9月11日

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