5G携帯電話のミドル・ローエンド市場進出が加速する見込み

人民網日本語版 2019年09月19日11:04

中国電信端末産業連盟の第11回会員会議が18日に広東省広州市で行われた。同連盟の関係責任者は、「5G端末への買い換えの可能性は大きく、2020年には業界内に1億7千万台の5G端末が出回ることになる。中国電信端末産業連盟は仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、クラウドゲーム、クラウドコンピューティングを含む多くの重点事業を共同で打ち出し、あらゆるシーンをカバーする汎用端末を打ち出していく」と述べた。「広州日報」が伝えた。

19年、同連盟には新たに端末製品380機種が加わり、このうち汎用型スマート端末が76%を占めた。7月末現在、中国電信の全網通対応型(3大キャリアの通信規格に対応する)携帯電話の登録台数は9588万台に上り、業界全体に占める割合は40%を超えた。セルラーモデル汎用型スマート端末の登録台数は前年同期比161%増加し、非セルラーモデル汎用型スマート端末のアクティブ端末数は同200%以上増加した。

中国情報通信研究院がこのほど発表した「2019年8月国内携帯電話市場運営分析報告」によれば、19年1-8月には、中国国内の5G携帯電話の出荷台数は21万9千台、4G携帯電話の出荷台数は2億4千万台に上った。同期には4G端末は261機種、5G端末は9機種が発売されたという。

これまでに華為(ファーウェイ)、サムスン、中興、vivoを含む複数の端末メーカーが5G端末を発売し、価格が5千元(約7万6千円)を切るものもあり、5G端末の普及ペースを加速させるとみられる。業界関係者は、「チップ、リチウム電池の供給量が増えるにつれ、5G携帯のコストが次第に低下し、最終的にミドル・ローエンド市場への進出ペースが加速する」との見方を示す。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年9月19日

  

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