
(9月24日、撮影・杜瀟逸)
日本で開催中のバレーボールワールドカップ2019女子大会は今月24日午後、8戦目を迎え、首位を走る中国はケニアと対戦。25対12、25対12、25対14のストレートで、ケニアを破った。これで、中国は8連勝となり、連覇に向けて駒を進めた。人民網が各社の報道をまとめて報じた。
8連勝のなかでも、中国の強さを最も見せつけたのが、米国にストレート勝ちした一戦だ。約3ヶ月前に行われたFIVB女子バレーボールネーションズリーグの江門(広東省)ラウンドで、中国は米国に0対3のストレート負けを喫した。しかし、それから約100日後、作戦を十分に練った中国は米国を寄せ付けず、3対0で完勝した。圧倒的なスピードで勝負する米国に対して、中国は、高い技術を駆使したサーブで米国のディフェンスを崩し、スピーディーな攻撃を全くさせなかった。

(9月24日、撮影・杜瀟逸)
今大会で中国はブロックも冴えており、相手の攻撃を封じこめている。5セットまで戦ったブラジル戦で、中国はブロックで17ポイントを挙げた。一方のブラジルのブロックポイントは7ポイントだった。日本戦でも、中国はブロックの高さで相手を圧倒し、ストレート勝ちした。
今後、中国はオランダ、セルビア、アルゼンチンと対戦する。そのうち、オランダとセルビアは強豪で重要な戦いとなる。しかし、世界ランキングトップで、昨年のFIVB世界選手権で優勝したセルビアは今大会は最強布陣で臨んでいないため、落ち着いて戦えば、中国が優勝できる可能性は決して低くない。
もし優勝すれば、女子バレーボールで中国は5度目の優勝となり、世界最多となる。そして、郎平監督にとっても、選手、監督として4度目の優勝となる。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年9月25日
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