中国商務部(省)は22日に定例記者会見を開き、高峰報道官が、「現在、『信頼できないエンティティー・リスト』制度は内部プロセスを経ている段階にあり、近く発表される」と述べた。人民網が伝えた。
高報道官は記者からの質問に答える中で、「米国が新たな追加関税措置を実施すれば、中国は相応の対抗措置を執らざるを得ず、国と国民の利益を断固として守り抜かなければならない」と述べた。
高報道官は米国が一部の中国製品に対する追加関税を延期したことについては、「貿易戦争に勝者はいない。貿易摩擦がエスカレートし続ければ、米国の消費者と企業が重大な損失を被ることになる。米国が追加関税という誤ったやり方を停止し、中国と向き合って進み、平等と相互尊重を基礎として問題解決の方法を見いだすことを願う。これは中米双方にプラスであり、世界全体にとってもプラスだ」と述べた。
また高報道官は、「中米双方の経済貿易チームはずっとコミュニケーションを維持している」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年8月23日