新中国成立70周年

中国、世界一の貿易大国・世界2位の消費市場に (3)

人民網日本語版 2019年09月30日15:12

銭副部長は「一帯一路」共同建設イニシアティブに関して、「ここ数年、中国と『一帯一路』沿線国との貿易額が対外貿易全体に占める割合が上昇を続け、質も向上している。中国はこれまでに37ヶ国との間で二国間投資協力作業チームを立ち上げており、5ヶ国とは貿易円滑化作業チームを立ち上げ、19ヶ国とはEC作業メカニズムを構築し、14ヶ国と第三国市場における協力合意を締結した」と説明した。

王副部長は、「今年上半期、中国経済発展の成長率は6.3%に達し、国内消費の寄与度は60%だった。これは中国には巨大な市場があり、外資に対して非常に強い誘致力をもつことを物語る。自由貿易試験区の建設においては、今年1-7月、すでに設立された自由貿易試験区12ヶ所は中国国土の4‰にも満たない面積で、全国の外資の14%を誘致し、全国の輸出入の13%を担った。テスト事業の配置をみると、現在の自由貿易試験区の配置は中国の東西南北をカバーし、『一帯一路』建設、北京・天津・河北の協同発展、長江経済ベルトの発展、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市圏)の建設、長江デルタ地域の一体化発展といった国家戦略にサービスを提供すると同時に、中部の台頭、西部開発、東北振興といった戦略にもサービスを提供している。テスト事業の任務をみると、自由貿易試験区には複製可能で普及拡大が可能な経験が200項目以上あり、全国の他の地域で複製と普及拡大が行われている」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年9月30日

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