国家統計局が15日に発表したデータによると、今年9月には全国の消費者物価指数(CPI)が前年同期比3%上昇した。物価を押し上げた主要因は豚肉価格で、寄与度は50%を超えた。今年1-9月のCPI平均上昇率は2.5%で、通年のCPI調整予測値の3%前後を下回った。
同データによれば、9月の全国の工業生産者物価指数(PPI)は同1.2%低下し、低下幅は前月より0.4ポイント拡大した。
豚肉価格がCPIを押し上げた主要因となっている。データをみると、9月の豚肉価格は同69.3%上昇し、上昇幅は22.6ポイント拡大し、CPIを約1.65ポイント引き上げ、寄与度は50%を超えた。
専門家は、「9月のCPI上昇幅は拡大したが、年初以来のCPIデータをみると、年初の1月と2月のCPI上昇幅は2%に達せず、その後の6ヶ月間の上昇幅はいずれも2%台で推移し、通年のCPI調整予測値の3%前後も下回った」と指摘した。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年10月16日