第15回北京-東京フォーラム 中日関係発展の基礎を固める (2)

人民網日本語版 2019年10月28日15:09

国務院新聞弁公室の徐麟主任は発言で「新たな歴史的出発点に立って、新しい時代の要請にふさわしい中日関係をいかに構築するかは、両国の首脳及び国民が我々に与えた時代の命題だ。我々は時代の潮流を把握し、未来を展望する中で新しい時代の中日関係の発展の青写真を描く必要がある。友好の初心を忘れず、歴史を鑑とする中で新しい時代の中日関係の発展の基礎を固める必要がある。相互信頼と相互利益を強化し、現在の協力の中で新しい時代の中日関係の発展に原動力を増やす必要がある」と指摘した。

日本の横井裕駐中国大使はスピーチで「新しい時代の日中関係は両国間だけに限定されず、日中はアジアと世界の平和及び繁栄に並大抵でない責任を負っている。両国は連携して地域と国際社会の問題の解決に貢献するべきだ」と指摘した。

「北京-東京フォーラム」は2005年に発足。毎年北京と東京で持ち回りで開催され、すでに中日間の比較的ハイレベルで大規模な官民交流プラットフォームとなり、中日関係の発展促進、国民の相互理解・相互信頼の増進に積極的な役割を果してきた。中国外文局の杜占元局長は「フォーラムは過去15年間、常に両国関係の重大な問題をめぐり交流と研究・討論を行い、双方間の考えを疎通し、溝を縮小し、相互信頼を増進する後押しをしてきた。中日友好事業に身を投じる識者が増え、両国関係の長期安定的発展を後押しする強大なパワーを形成することを希望する」と表明した。

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