「一国二制度」原則の譲れぬ一線への挑戦は断じて許さない (2)

人民網日本語版 2019年11月18日13:12

「一国二制度」は歴史の残した香港問題を解決する最良の策であり、香港が祖国復帰後長期にわたり繁栄と安定を維持するための最良の制度でもあり、実施可能で、完遂でき、人々から支持されるものであることは、事実が証明している。他方、革新的制度である「一国二制度」は、他のどのような新しい事物とも同様に、実践の中で検証し、完全なものにし続けていく必要がある。今回の条例改正案をめぐる「風波」によって、香港の政治・経済・社会に存在する深いレベルの矛盾と問題が再び露呈し、また香港の関連制度を完全なものにする必要性と緊迫性がさらに顕在化した。「一国二制度」の方針を全面的かつ正確に貫徹し、実践の中で「一国二制度」の制度システムを完全なものにし続けることは、政治制度発展の一般法則に合致するのみならず、「一国二制度」が安定的に遠くまで前進する助けに必ずなる。

「一国二制度」が完備された概念であることに、特に目を向ける必要がある。このうち「一国」が根であり、根が深くて初めて葉は茂る。「一国」が幹であり、幹が固くて初めて枝は広がる。香港での「一国二制度」方針の貫徹実施においては、絶対に抵触してはならない「3つの譲れぬ一線」がある。つまり、国家の主権及び安全を脅かす、中央の権力と香港特別行政区基本法の権威に挑戦する、香港を利用して大陸部への浸透・破壊を行ういかなる行為も断じて許さないということだ。国家の主権と安全と統一を守り、香港の繁栄と安定を維持する中央政府と全国人民の断固たる決意を、いかなる者も勢力も見くびってはならない。「3つの譲れぬ一線」に抵触し、挑戦し、「一国二制度」を妨害し破壊しようとする企ては、妄想であり徒労に終わる運命にあり、完全に失敗する運命にあるのだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年11月18日

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