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黒竜江省の「中国で最も寒い村」で約7000年前の壁画が発見

人民網日本語版 2019年11月23日10:14

「中国で最も寒い村」と呼ばれる黒竜江省大興安嶺呼中区は今月21日、同区碧水鎮の川沿いにある岩から約7000年前の壁画3点が発見されたと発表した。中国新聞網が報じた。

壁画は岩壁に描かれた絵で、まだ文字がなかった時代の文化伝達手段。ミステリアスな情報がそこに詰まっており、「解読不能な暗号」ともなっている。そこにある古代文明コンテンツは芸術史や先史考古学、人類学など、さまざまな学問に計り知れない情報を提供している。

2011年以降、大興安嶺の12県、区、林業局の39ヶ所で壁画が発見された。壁画の数は計4050点で、大興安嶺は現在、黒竜江省で発見された壁画が最も多い地域になっている。また、発見された地域も最も広範囲で、その壁画は最も古く、内容も最も豊富だ。呼中区は大興安嶺山脈の山頂に位置し、これまでの最低気温記録は零下53.2度、通年の平均気温が零下4.3度と「極寒」の地。これは中国の最低気温記録でもあり、「中国で最も寒い村」と呼ばれている。 (編集KN)

「人民網日本語版」2019年11月23日

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