冬の中国、北の人は南下し避寒 南の人は北上し雪景色鑑賞 (2)

人民網日本語版 2019年12月11日09:59

現時点で、途牛の冬季森林旅行の予約件数は前年同期比で約2倍増となっている。途牛の関係責任者は、「旅行業界は季節ごとの特徴がはっきりとしている業界だ。そして、毎年冬が始まる11月下旬になると、森林でバケーションを楽しむタイプの商品は『オフシーズン』に入っていた。しかし、2022年の北京冬季五輪が近づくにつれて、ウィンタースポーツを楽しむ旅行などがヒット商品となり、冬の森林旅行市場に新たな活力を注入している」と説明する。

温泉宿がアラサーに人気に

遠出の温泉旅行を見ると、温泉+雪景色、スキーなどの組み合わせの旅行の人気が高まっている。飛行機に乗って雪が積もっている場所に行ってスキーや雪合戦、雪ぞりなどを楽しんだ後、温泉に浸かってゆっくりと疲れを癒すというのが、多くの人にとって冬の「恒例行事」となっている。東北地方の長白山や亜布力などが特に人気の温泉地となっている。

携程の統計によると、今シーズンの冬の温泉宿の宿泊客のうち、25-30歳の若者が12%と、増加幅が最大となっている。最多は30-35歳で20%。家族連れの多い35-40歳は19%、40-45歳は13%となっている。冬になると、宿泊客の温泉宿にとどまる日数も他の季節より長くなり、旅行客の4%がその他の季節より1泊多く宿泊することを望んでいる。

携程の統計によると、「温泉宿」が人気検索ワードとなっている。宿泊客のうち、45%が「思いついてすぐに、雪景色を楽しみながら温泉に浸かる旅に出かける」ことを望み、18%が前日に予約し、14%が1週間前に予約している。特に人気で予約でいっぱいになっているのは、山の見える部屋や庭園が見える部屋、個室型の部屋、親子型の部屋などだ。二十四節気の第21番目の「大雪」だった今月7日の携程の統計を見ると、その週の週末の「温泉宿」の検索数が35%増となっている。標高1200メートル以上の山間部にあるホテルや湖の景色が見えるホテル、密林の中にある温泉宿などが例年よりも人気が高まっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年12月11日

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