
四川省の九寨溝風景名勝区管理局は公式サイトで28日、同局が「九寨溝景勝地一部エリアの対外開放(試行)に関する補足通告」を発表したことを明らかにした。通告によると、九寨溝景勝地における災害からの復興・再建事業の推進状況や営業試行状況をかんがみ、景勝地は、個人観光客に対しても一般開放を実施することとした。人民網が報じた。
個人観光客を対象とする開放の具体的な内容は次の通り。
1.観光客の安全と見学・体験を保障するため、開放エリアの1日あたり観光客受入上限数を延べ2万人とする。
2.景勝地の入場チケットと乗車チケットはすべて、実名制によるオンライン予約購入とし、現地にはチケット販売窓口を設置しない。観光客は全て阿バ旅遊網(URL:www.abatour.com)上で、第二世代身分証、戸籍簿、パスポートなどの身分情報を登録すれば、チケットを予約することができる。景勝地を訪れる観光客は、旅行損害保険に加入する必要がある。

資料写真、九寨溝景勝地(撮影・叶瑋)。
景勝地の一般開放は、毎日午前8時30分から午後5時まで。開放エリアは、扎如溝の扎如寺、樹正溝(火花海を除く)、日則溝(諾日朗から五花海景勝スポットまで)、則査洼溝とする。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年11月29日
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