世界が変化の最中にあるのなら、「グローバル・ガバナンスをリードし、模範を示し、調整し、保障する責任」を担うことのできる国または国々はどこだろうか。この質問に対しては米国が28.7%、ドイツが25.5%、英国が20.5%と比較的高く、これに中国(18%)が続いた。新興国では中国への期待が高く(27.7%)、第1位の米国(29.1%)と僅差だった。一方、先進国では米独といった古株の西側大国がこの責任を担うべきとの考えが明らかに強かった。
報告は「中国が国際問題で得ている国際世論の賛同度は先進国と比べてまだ開きがあり、先進国の民衆が中国の発展と貢献を受け入れるには1つのプロセスが必要だ。だが中国の発展が世界にもたらしている多くのメリットは誰の目にも明らかであり、世界の問題やガバナンスへの中国の参加が将来期待できる」とまとめた。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年12月23日