新型肺炎流行でもオンラインで「観光」できる世界遺産・莫高窟 

人民網日本語版 2020年02月11日14:32

甘粛省の敦煌研究院は9日、「中国全土で新型コロナウイルス感染拡大防止・抑制の期間中、世界文化遺産に登録されている仏教遺跡・莫高窟は一時的に閉鎖されているものの、インターネット上の『デジタル敦煌』プラットフォームを通して、莫高窟の四季折々の風景を『観光』することができる」と、オンライン見学をPRした。中国新聞網が報じた。

今回敦煌研究院が打ち出したのは「莫高窟の四季」で、そのQRコードをスキャンすると、莫高窟の春夏秋冬を鑑賞することができる。

「デジタル敦煌」を通して、莫高窟の四季折々の美しい風景を楽しめるほか、神秘的な壁画や粘土で作られ彩色された像・彩塑などの敦煌アートを「至近距離」で楽しむことができる。

神秘的な石窟を「見学」した後、「観光客」はさらに企画「季節の行事や自然の移り変わりと敦煌」を通して、中国の伝統的な祝祭日や二十四節気を、敦煌の壁画、塑像、出土した文献などと結びつけ、古代の人々の知恵や成果を現代の人々の生活と巧みにそしてユニークにコラボさせたコンテンツを楽しむことができる。そこでは、人的・文化的な深みに満ちた中国伝統の行事が、オシャレなライフスタイルとして描写されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年2月11日

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