
広々とした校庭もなく、周りには同級生もおらず、先生は画面の中でキャスターに。これは10日から湖北省武漢市内の小・中・高校で正式にスタートした「オンライン授業」で、それと同時に市内の小・中・高校生約100万人が新学期を迎えた。大まかな統計データによると、武漢市教育当局は同日、計426コマの授業をオンラインで行い、100万人あまりの学生と保護者がネットを通じて視聴した。新華社が伝えた。
武漢市教育当局は、インターネットを活用し、新学期初日の授業を行った。オンライン授業では、1日当たりの授業時間を厳しくコントロールしている。小学校の1日あたり授業時間は半分に減少し、中学校・高校でも3分の1減った。授業計画では、授業1コマあたりの時間が短縮されたのと同時に、授業と授業の間の休み時間が適宜延長された。特に、小学校低学年では、午前のオンラインによる普通教科の時間を3コマ以内、各コマの授業時間は30分以内、1日あたりの普通教科の総時間は90分以内と定められている。
オンライン教育では、「眼の体操」の時間も設けられており、各授業の間に、「定期的に遠くを眺める」ことや「毎日身体を動かす」ことを学生に指導している。例えば、市内青山区のオンライン授業では、「自己啓発教育」や「推薦図書の読書」、「メンタルコントロール」などの授業が適宜組み込まれている。また、南湖中学では、常設授業のほか、屋内での休み時間活動も設けられている。
武漢市教育当局の関係者は、「これからさらに、研究・改善・完備を速やかに進めていく。特に、オンライン学習に参加するための設備が整っていない環境にある辺鄙なエリアの貧困家庭学生や留守児童(両親の出稼ぎで、農村部に残された子どもたち)については、ラジオ・テレビ視聴など万策を講じることで、休校しても学び続けることを保証していく計画だ」としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年2月12日
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