
国内外のSNSではここ数日、ほうきを立てる写真や動画が大人気となっている。アメリカ航空宇宙局(NASA)が、地球の重力の影響を受け、2月10日は年に1度だけほうきが立つ日になると発表したという噂が流れている。NASAは11日、デマを否定した。新華社が伝えた。
NASAはこの噂にこたえるため、11日にツイッターで短い動画を投稿した。動画の中で、惑星地質学者のサラ・ノーブル氏は「ほうきは昨日立ったか?今日も立つことは事実によって証明されている」と述べた。ほうきを立てたばかりの米宇宙飛行士のアルヴィン・ドルー氏は、「これはただの物理学だ」と述べた。
米カーネギーメロン大学のマンフレッド・パウリニ教授(物理学)は「ほうきが立つのは地球の重力が1年の特定の日によって異なるからではなく、ほうきのタイプと関連している。刷毛が重いほうきの場合、その重心が比較的低くなるため、バランスを保ちやすい」と指摘した。
SNSで人々がアップしているほうきの形を見ると、大半は非常に似通っていることが分かる。一般的に、家庭用のほうきは重心が低く、広めの刷毛であれば長い柄の底部を支えることができる。そのため興味があり粘り強くやれば、どの日であってもほうきを立てることができる。
特定の日にほうきが立つという噂はずっと前からあった。CNNは2012年に、これは卵が立つという話の変化型の可能性があると報じた。卵は春分と秋分にしか立たないという説があったが、実際にはほうきと同じく立つ日は限られない。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年2月13日
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